株式会社ディーアイケイは、中高生向けにネットリテラシーとSNS運営のスキル向上のための授業「SNSの教習所」を実施しています。今後はカリキュラムをさらに充実し、受講後のサポートまで連動していく予定です。さらに、そこで習得した知識やスキルを地域のために活用していただくための「ITボランティア」制度の枠組みを構築しています。
ただ今、授業を実施していただく中学校、高等学校、ITボランティアを展開するための自治体、商工会議所、観光協会、協力者、各地域での協業パートナーを募集しています。
※画像は高等学校での実際の授業風景です。本人及び学校の許可を得て撮影、公開。
SNSの教習所
目的
SNSは便利な反面、ネット犯罪の温床になるなど危険性がいっぱいです。使い方を誤ると被害者になってしまうばかりでなく、知らずに事件の加害者になってしまうリスクがあります。
特に人生経験が少ない中高生には諸刃の剣になります。若年層にインターネットの安全な使い方を学んでいただくことは不可欠ですが、そのような機会はほとんどないのが現状です。自動車の運転にたとえると「無免許」のまま危険運転をしている状態ともいえます。
私たちは、オンラインでの適切なコミュニケーションを学んでいただくことを目的に、ネットリテラシーの授業「SNSの教習所」を開講します。
この授業を通して、中高生の皆様がデジタルの世界の危険から身を守り、本来のコミュニケーションのあり方を学んでいただくことで、健全なネット社会の一員としてメリットが享受できることを願っています。
カリキュラム一例
加害者にならないために
ダメ!これは犯罪です!!
SNSテロ、犯罪予告、誹謗中傷、名誉棄損、嫌がらせ、いじめ、デマ、偽情報・・・
友だち限定でもリツイートすることもNG!
- 具体的な事例
- 原因を考えよう
- 法的処置(刑事上の責任、民事上の責任)
- 正当な批判と攻撃の違い
- 座学
- グループワーク
被害者にならないために
気をつけて!これはネット詐欺です。
違法薬物、闇バイト、フィッシング詐欺、ワンクリック請求、SNS乗っ取り、マルウェア・・・
- 具体的な事例
- 対策
- 座学
- グループワーク
SNSを楽しむために
SNSは情報発信(つぶやき)ではなく「キャッチボール」
お互いの良い関係を築く「広報力」を身につけよう。
- 広報とは?
- 相手を理解する、相手が知りたい情報を発信
- 大切なのは会話のキャッチボール
- ゴールは「良い関係づくり」
- 座学
- グループワーク
社会に役立つSNSのスペシャリストになろう。
SNS実習(TikToK、Instagram、X、17LIVE・・・)
- 広報計画立案
- 記事作成
- 写真撮影
- 動画撮影・編集
- コミュニケーション
- アクセスアップと炎上対策
- アクセス解析と改善
- 座学
- 実習
ITボランティア制度について
「SNSの教習所」で学んだ生徒さんたちが、その技術を生かして、自治体や観光協会、商工会議所など公的機関のSNS更新、原稿や動画編集を無償でお手伝いし、それをボランティア実績として履歴書に記載できるよう制度化を進めています。
メリット
高校生にとっては?
- 正しいSNSの知識やスキルが習得しながら地域の社会勉強ができる
- ITボランティアの経験が進学や就職にプラスになる
- 将来、IT分野でのプロを目指せる
自治体にとっては?
- SNSの更新、情報発信が活発になる
- 高校生のフレッシュな感性、発想、アイデアを取り込める
- SNS更新の経費を抑えることができる
地域にとっては?
- 高校生が地域の魅力を知り、就職やUターンにつながる
- 発信内容が全国に知られ、認知度アップ、集客アップにつながる
- 地域のブランディングに役立つ
事業展開の協力者先募集
ただ今、授業を実施していただく中学校、高等学校、ITボランティアを展開するための自治体、商工会議所、観光協会、協力者、各地域での協業パートナーを募集しています。