日本動物考古学会
「動物考古学」とは、遺跡から出土する動物遺体(主に骨、歯、角、貝殻)から、人と動物の関係の歴史を考える考古学の一分野です。動物遺体を扱いますが、研究の主体はあくまでも人間であり、動物に関連した過去の人間活動を復元することを目的としています。 動物考古学をめぐる研究状況には、様々な問題がありました。まずは資料に関する問題です。動物遺体が発掘調査で十分に採集されないことがあり、また採集されたとしても報告されない動物遺体がかなり存在していました。そして、研究者に関する問題です。動物考古学に携わる研究者が少なく、とくに若い研究者が研究を発表する場がありませんでした。 こうした研究状況を背景として、動物考古学が広く理解されるように、1993年に「動物考古学研究会」を発足し、学術雑誌『動物考古学』を発刊しました。 この学術雑誌『動物考古学』は、人間活動に関連した問題を扱います。動物遺体を直接扱わなくても、食料に関わるという意味で植物質食料や食料の交換といった議論も対象となるため、植物考古学や民俗学・民族学などの学問分野まで範疇に含まれます。 そして2013年、動物考古学研究会は発足から20周年を迎え、学術雑誌『動物考古学』も第30号を刊行します。 これを機に「動物考古学研究会」は、名称を「日本動物考古学会」に変更いたしました。
※掲載中の画像は、2023年08月にサイトをスクリーンショットしたものを掲載しています。実際のサイトと異なる場合がございます。ご了承ください。
会社名 / 学校名 | 日本動物考古学会 |
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URL | https://www.zooarch.net/(外部サイトへのリンク) |
所在地 | |
事業形態 | 研究機関 / 学会 ホームページ制作 |
企業業種 |
ホームページ
制作情報
- 導入サービス
- ホームページ制作
- サイトタイプ大学・研究室・教育機関
- 構築種類WordPress
- 公開日2023
- 担当スタッフO.Mana
サイト制作についての
メッセージ
お客様
DIKスタッフ
動物考古学の遺跡や発掘された標本等がもつ独特の雰囲気をHPでも伝えたく、
トップページのメイン画像では上部メニューも含め画面いっぱいに写真が出る様にしました。 また、一般の人にも動物考古学に興味を持ってもらいたいとご要望を頂き
専門知識が無い人でも楽しく読める連載コラムの投稿をご提案しました。
連載コラム「動物考古学の世界」では、最新の記事1件はサムネイルと本文の一部がトップページに表示される、ユーザーの目を惹く設計にしました。 全体的にシンプルなデザインで白を基調とし、尚且つ動物考古学のイメージで茶色とグリーン、自然に近い色を組み合わせました。